◆ あなた専属の銀行員・ホームバンカーの”住宅ローン金利短観”
【12月の住宅ローン金利、動向は…】
栃木県・群馬県12月の住宅ローン金利調査が完了しました。
ここ最近のトピックとしては「消費税増税の延期」と「住構金利、最低を更新」の2つとなります。
通常であれば「大ニュース」となるほど、インパクトの大きなトピックが12月は二つも重なってしまいましたね。
まずは「消費税増税の延期」について。
これは現在、我々にご相談をいただいているクライアント様をはじめ、多くの”住宅取得を検討されていた方”が「ホッ」と胸をなでおろしたニュースだったと思います。
国の方では「住宅取得者30万円」の補助金をはじめ、急激に税が上がることへ対する”激変緩和措置”を取ってはいたものの、効果としては不十分であったようです。
住宅取得を検討されている多くの方も、「補助金+減税」より「消費税税据え置き」の方が良いと感じているのも事実でしょうし、実際そういった声も多いですから、皆様にとっては朗報だったのではないでしょうか。
次に「住構金利、最低を更新」についてです。
このところ、金利は2%弱を推移し、民間金融機関の全期間固定の商品や、10年固定当初型の商品に大きく水をあけられていた、「フラット35」。
12月1日の金利発表で、「過去最低を更新」し、その優位性を回復してきています。
フラット35には、建物条件により「当初10年間の金利をマイナス0.3%」とできる「フラット35S」という商品がラインナップされています。
当社でも栃木・群馬の金融機関を調査し、当HPで毎月番付を作成させていただいていますが、仮に「足利銀行」でフラット35Sの適用を受けると、その金利は当初10年・1.26%と、他行庫の10年固定当初型に引けを取らない金利となってきます。
各種手続きは煩雑になりますが、ここまで金利が下がってくると、検討に際し「一気に有力候補」となってきますね。
※ それでもまだ「最有力候補」としての万能性は欠けますが…
根本的な理由は「10年物国債」の金利低下によるものとなっています。
これは多くの金融機関でも「長期プライムレート」設定の際に考慮されている指標ですので、住構に追随する形で「住宅ローン金利全体が低下」することが見込まれます。
住宅取得を検討されている皆さんは、大きな追い風が吹くと思われますので、近い将来に懸念される「反動による金利上昇」の前に、低金利のローンを組成できると良いですね。
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