昨年12月に「住宅ローンの金利で悩んでいる」とお話をいただいたM様。
住宅を建てられたのは平成18年、
現在は借り入れから7年目に入っています。
一番初めの契約体系は「当初優遇型3年固定」で、
この金利体系は当時はものすごく流行っていました。
1%を切る住宅ローンが出始めたころでもあり、
今も一番相談が多い契約体系です。
(次に多いのはこの後に出始めた変動型0.8■%等、これも困りもの…)
当時、銀行内では
「当初期間が過ぎたら金利が跳ね上がる」というのは暗黙知としてありましたが、他行が取り扱っていれば自行も扱わないわけにはいきません。
ハウスメーカーも
「アパートの家賃より安く住宅ローンが組める!」
などと大々的に宣伝し、誰も止められない流れが出来上がっていました。
そんな流れの中で、
「情報の非対称性(※)」に翻弄されるのは
「新たにローンを組まれる」新規借入希望者の方々。
※ 情報の非対称性…簡単にいうとプロフェッショナルと一般消費者の間に
「情報格差」があり、消費者の側が知らないで損を強いられること
ボクは「自らのお客様にはきちんとした情報を伝えよう」と地道に警鐘を鳴らしておりましたが、やはり世の大きな流れの中では無力でした。
そんな「時流の負の遺産」をかぶる形になるのは、現在の住宅ローン利用者様の方々。
今回の相談はまさに、そのような方々を悩みを代表されるようなケース
でした。
「これこそ”あなた専属の銀行員・ホームバンカー”として
銀行を飛び出したボクが全力で当たるべき案件だ!」
と意気込んで面談へ…
…次回に続きます!
”金利と保険の戦略を創る” IBSグループの「ホームバンカー」とは…
…日本初となる、「あなた専属の銀行員」です!
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