歳をとると、人の名前をなかなか覚えることができず、
記憶力の低下を実感する方もいるかと思います。
また、受験シーズンを迎え、子供の記憶力が簡単に向上
したらなどとお考えの親御さんもいらっしゃると思います。
先週、
東京の医学研究チームが
空腹になると記憶力があがる仕組みを発見し、
アメリカの科学雑誌で公表したそうです。
具体的には、ショウジョウバエを使った実験により、
空腹になると記憶に関わるタンパク質が活性化され、
物事を長期間覚えておく「長期記憶」が向上すること
を突き止めたそうです。
同じタンパク質はヒトにもあり、
ヒトでも空腹時に記憶力が向上する可能性があるとのこと。
この仕組みを再現するような薬が開発されれば、
アルツハイマーによる記憶力の低下や
生まれ持った記憶障害を改善できる可能性があり、
期待が高まっています。
空腹=ハングリーであることは、
精神論的な影響しかないと思っていましたが、
なんと「脳」にも影響があったのですね!
数多くの企業様の経営をコンサルさせていただく過程で
多くの企業に共通する課題が
「一度成功したビジネスモデルから脱却できないこと」
にあります。
特に中小企業は
成功体験にしがみつき、「負け犬」商品にしがみつき続ける企業 と
常に次の「カネのなる木」を探すための機動力を発揮する企業 と
二極化している現状をよく目の当たりにします。
※負け犬・カネのなる木はPPM分析の用語です
この辺りも空腹感…
つまりハングリー精神が影響しているのかもしれません。
一つのビジネスモデルで小金をもってしまった社長さんは、
そのままではある意味不幸だとも言えますね。
”そこから次を探し続けられるか否か”で、
10年後の会社の状況は大きく変わります。
ボクが理想とするのは「波乗り経営」です。
波のパワーを見極める審美眼と
パワーがない波から早々に飛び降りる勇気が
波乗り経営には必須ですね。
16時間以上空腹にしたショウジョウバエは
記憶力が低下したことから、適度な空腹状態が必要とのこと。
記憶力向上といって、
くれぐれも絶食などしないようにしてくださいね。
ボクの場合はダイエットにもなり、適度の空腹は
ライフサイクルをシフトするカギになるかもしれませんが^^;
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